津山を世界の武道の聖地に

津山を世界の武道の聖地に

岡山県北、美作の国は古くから棒術を中心とする「竹之内流」があり、武道の発祥の地とされています。
また、「剣豪 宮本武蔵」が誕生した地域でもあります。
中世の山城築城以来、武士社会はもちろん庶民の間にも武道が盛んに行われ、「作州(美作)に来て棒を振るな」と言う言葉が生まれたほどです。
武士は勿論のこと、美作の百姓はの武術に長けたものが多いという言い伝えです。
 美作は、昔から武道の盛んな地方で、「津中の白帯」、「鏡野の剣道」、「勝間田のなぎなた」「奈義の銃剣道」など全国にその名を轟かせ、多くの武道家を輩出しています。
 山本昇所長の友人で仏メゾンラフィット市にジャン=クロード・ジロ氏という副市長がいて、ある時「山本、NARUTOというアニメを知っているか?」と尋ねました。
「勿論、作者の岸本斉史氏は私の故郷奈義町の出身です。」「トレビアン!ぜひ奈義町に行ってみたい!ところで津山では剣道の練習ができるか?」この一言から「津山を世界の武道の聖地に」のプロジェクトがスタートしました。
ジロ氏は2018年5月に来津し、津山市内にある岡山県立津山工業高等学校の体育館で練習試合が実現しました。
後から後から出てくる剣士が強豪揃いで、ジロ氏はとてもビックリしたそうです。
津山市には剣道七段の有段者が53名も居るということを知って、さらに驚愕し、益々津山のファンになったようです。
ちなみにフランスには七段の有段者が5名おられるそうです。このような街は日本全国を見てもかなり稀な地域です。
 2018年7月(月)、津山市体育協会津山武道学園(学園長・高原清隆)は、津山市役所庁議室において、フランスメゾンラフィット市副市長のジャンクロード・ジロ氏を迎えて、「津山を“世界の武道の聖地に”」宣言をいたしました。
また、ジャンクロード・ジロ氏を「津山武道広報大使」に任命し、ヨーロッパをはじめ世界に向けてのPRのお願いを致しました。

津山を世界の武道の聖地に:http://tsuyama-budo.jp