「銀金・神仏の茶室」&建築家 出江寛展開催

「銀金・神仏の茶室」&建築家 出江寛展開催

津山街デザイン創造研究所は、岡山県県北の旧美作国から、日本の伝統美から現代美を世界に発信し、年間300万人の誘客を目指す「美作国アートゾーン構想」の実現に向け活動しています。
その活動の第一弾として、日本文化の茶の湯の精神の象徴である豊臣秀吉の「黄金の茶室」以来初の、建築芸術アートとなる新たな移動が可能な「銀金・神仏(かみほとけ)の茶室」を建築家・出江寛氏が製作し、歴史的伝統のある津山の地で初公開しました。
また津山とゆかりのある金沢の漆芸家、人間国宝 故・大場 松魚氏の作品、そして水戸徳川家の末裔 松平 洋史子氏の新たな茶道具「I for you・宙」をあわせて展示する「出江 寛展」及び、日本を代表する建築家・文化人が多数津山に集結して特別シンポジウムを開催いたしました。

●「美作国アートゾーン構想」について
 2021年隈 研吾氏が、岡山県真庭産の集積材(CLT)を使用した建物の真庭市移築により、真庭アートギャラリーが設立。
建築界のノーベル賞=プリツカー賞を受賞した磯崎 新氏設計の奈義町現代美術館とあわせ、津山に、日本美を世界に発信できうる日本美最高峰の建築家出江 寛先生(第10代日本建築家協会会長)による徳川家の迎賓館であった衆楽園や旧梶村邸を、津山の都市格をあげるべく、赤坂迎賓館や京都迎賓館に次ぐ、地方初の国内外のVIP対応可能な津山迎賓館とし、衆楽園を日本4大名庭園として世界へ発信。
さらに奈義町に情報彫刻家 菊竹 清文氏の屋外彫刻美術館を併設する建築家笹森則次氏設計による長期滞在型ヴィラホテルの建設を目指します。
実現できれば、作州・美作国一帯が、直島の安藤 忠雄、妹島 和世氏(真庭市出身)に勝るとも劣らない、世界最先端のアートゾーンとなりえます。
 美作国は、1,300年以上の歴史を有し、奈義町高円は菅原道真直系子孫が住みつき、浄土宗の開祖法然上人初学の地であり、世界で最も読まれている忍者漫画「NARUTO」の作者の岸本斉史氏の出身地でもあります。
 当地で体験可能な「サステイナブル・ツーリズム=自然にやさしい持続可能な観光活動」は世界からの観光客を呼び込める日本有数の地域となりえる可能性を秘めています。
そして、津山は美作国の首都であり、珈琲、瓦斯、水素等の言葉を生み出した洋学発祥の地として古くより世界と直結した街であり、歴史と文化的資産の宝庫です。
 さらに作州一帯の景色は、まさしく欧米人が憧れる日本の原風景であり、本物の日本の美を世界に発信できる魅力の他です。
この構想を、真庭、鏡野、奈義町、隣接鳥取県の智頭町等と連携して実現を目指し、観光客年間300万人の誘致を目指します。

https://www.atpress.ne.jp/news/193845